人事の人見第11話感想_どんな人事コンサルタントよりも、よっぽどコンサルタント
- hi-perda
- 6月20日
- 読了時間: 4分
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数51名以上
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
◎人事・総務機能を強化したい
◎従業員との意思疎通を深めたい
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
今回は、4月スタートの新ドラマ、「人事の人見」の第11話の感想と思ったことを書き綴っていきます。
公式HPあらすじ
人見(松田元太)が『日の出鉛筆』の代表取締役社長に就任した。人事部では、人見がいなくなった寂しさからか、部員たちも仕事が手に付かないでいたが真野(前田敦子)だけは、「いなくなった人間のことばっか考えててもしょうがないでしょ?」と仕事に没頭していた。 社長用の車で移動中の人見は、新入社員の茅原葵(杏花)が公園のベンチで泣いている姿を目撃する。人見は車を止めるよう頼んだが、スケジュールが詰まっていて認めてもらえない。食い下がる人見だが秘書に「社長は、困ってる誰か一人を助けるより、大勢を見てください」と言われてしまう。 そんなある日、人見は全社員に配信リンク付きの一斉メールを送り、配信で「社長、辞めます!」といきなり宣言。次の社長は、誰でもやりたい人が立候補できる「選挙」で決めようと提案する。数日後、立会演説会が行われ、立候補者には常務の里井(小日向文世)ら役員や若手社員、子育て世代の女性社員から推された平田(鈴木保奈美)の姿も。だが会場には、人見の姿がない。人見は、公園で社長挨拶のスピーチの練習をしていたのだ。そこで人見は、自信が持てなくて会社に行けないと悩んでいた茅原と出会い「一緒にサボんない?」と提案。一方の人事部は、立会演説会を社長不在のまま進めることに。演説会が終わるまでに必ず人見に社長挨拶をさせなければ、会社の規約でこの立会演説会は無効になると知った人事部は、必死になって人見を探す。立会演説会を放り出して、茅原を外に連れ出した人見の目的とは・・・?
感想
・今回のテーマは、人の気持ちに寄り添うことです。
社長に電撃就任した人見君でしたが、さっそく退任と社長選挙の実施を宣言します。
退任までは社長ではありつつも、プレッシャーに負けて出社できないでいる新入社員をケアするために、一緒にサボることにしました。
困っている社員がいたら、他の何を差し置いてもそのフォローに回る。簡単なようで難しいことです。
すぐに解決することではなくても、側にいて話を聞いてくれるだけでも嬉しいものですね。
・どんな人事コンサルタントよりも、よっぽどコンサルタント。
その姿勢たるや、どんな人事コンサルタントよりも、よっぽどコンサルタントだなと思わされます。
コンサルタントとは相談を受けて助言指導を行う者。知識や経験を提供することも1つですが、人見君のように相手にしっかり向き合って、一緒に悩んで聞いて話してくれるというのが、相談対応者としての基本ではないでしょうか?
・これまで助けた人の再登場は鉄板!
新入社員の茅原さんには、面白そうなアイデアを持っているけど自分に自信がなく、コンペに提出できずにいました。せっかく好きな仕事に就いたのに、うまくいかなくてさらに自己嫌悪というループに陥っていたのですが、その「面白そうなアイデア」を昇華できるように人見君が取ったのは、「得意な人に聞く」でした。
この得意な人達、マーケティングや営業、研究開発や広報にいる、「かつて人見君が救ってきた人達」でした。こういう展開、鉄板ですが最高ですね。
助け助けられの関係が、他人と一緒にやることの良いところであると思います。
・だから会社は面白い、と思える会社であるために
人間関係を理由に退職することは、退職理由の多くの割合を占めています。それでも、自分が持っていない考え方や経験を、他の誰かから借りることで、さらに遠くの場所に行けるというのは会社のメリットでもあります。
明日会社に行ったらどんなことが待っているのか?そんな面白さを提供してくれる人見君のような存在が、風土を変えていくきっかけになるのではないでしょうか。
連続ドラマはNHKの阿佐ヶ谷姉妹のドラマぶり、民放でいえば多分ガリレオ2期以来久しぶりに見たドラマでした。各話の解決策は現実的ではないかもしれませんが、身近にある悩みに寄り添ってくれる、そんなお話だったなと思います。
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