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人事の人見第4話感想_多様性とは、お互いを知ることから

こんな方に読んでほしい!


◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎人事・総務機能を強化したい

◎ダイバーシティ&インクルージョンについて考えたい



こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

今回は、4月スタートの新ドラマ、「人事の人見」の第4話の感想と思ったことを書き綴っていきます。


公式HPあらすじ

『日の出鉛筆』人事部は、第一営業部の中途採用として今月中に5名を必ず採用するよう命じられる。第一営業部は創業時からある花形部署だが、その採用条件は黒髪短髪の体育会出身者・肥満NGなど、表には出せない厳しい内容だった。ところが“選ばれし者しか入れない部署”と聞いた人見(松田元太)は、「働いてみたい!」と志願。社内には他部署の業務を体験できる研修制度があり、平田(鈴木保奈美)は、人見が加われば第一営業部の空気が変わるかもしれない、と期待を寄せ、第一営業部へと送り出す。 第一営業部では、同じような髪型とスーツを身につけた部員たちが朝のラジオ体操を行っていた。誰よりも規律を重んじる部長の岩谷典孝(中野剛)のゲキで一斉に営業に飛び出す部員の姿に、人見はワクワクが止まらない。 人見は、清川雅人(ドリアン・ロロブリジーダ)に同行し得意先を訪れる。だが、出されたお茶菓子をあっという間に全て食べてしまい、さっそく清川から怒られてしまう。その後、人見と清川が帰社すると、取引先から第一営業部に送られてきたとある動画に部署内は騒然。それは、清川がドラァグクイーン姿でパフォーマンスしている映像だった。 清川は、素性がばれた以上第一営業部にはいられないと、自ら異動を申し出る。中途採用どころか1名減ってしまうと頭を抱える平田。すると堀(松本まりか)は、いつになく決意に満ちた表情で、多様性の尊重を学ぶ研修を岩谷たちに受けさせると言いだし・・・。

TVerリンク




感想

・今回のテーマは、多様性です。

第2次トランプ政権でも、ある意味で注目のテーマとされています。日本国内では、SDGsの取り組みの一環として(あるいはそれ以前から)ダイバーシティ・インクルージョン(多様性と包摂)として大企業では取り組まれているテーマの1つではないでしょうか。

ドラァグクイーンとしての自分と熱血・体育会系な営業部としての自分。また、古いやり方だと非難する若手と、チャラついていると冷めた目で見るベテラン。二項対立になる価値観にどう折り合いを付けるかがポイントでした。


・なぜそうするのか?の理由を知らないと。

新しいものをどんどん取り入れること、古いものを大切にすること。どちらが正しいのかよく議論の種になりますが、お互いの価値観や根っこの考え方を聞かないまま、「相手の意見を倒してやろう」なんて思ってはいないでしょうか?

相手は自分ではないので、食い違うことがあって当然だと思います。揉めたときに大事なのは、折れる・折れさせることではなくて、理解・受容して、折り合いをつけることです。

そのためには、自分の人となりを知ってもらうこと。相手の人となりを知ることが必要だと考えます。


・演技する自分を手放すと、ラク。

人事部の堀さんは、ここまで各部署のお偉方に独自のパイプを持つミステリアスな社員として描かれていました。ただ、営業部で起こった過去の出来事についてはムキになるくらいの熱量を持っていて、今回も多様性の研修を自ら担当するなど、いつになく前のめりな姿勢です。

ただ、自分が手掛けた多様性文化の醸成によって、社内に混乱を招いてしまい、漏れたのは本音と弱音でした。思わず涙もこぼれます。

また、最後の解決パートでも、営業部長のこれまでの考え方を一方的に糾弾していた姿勢を、間違っていたと反省するときも、うまく言葉が紡げません。

どちらが本当の自分かなんて、グラデーションのあることなので難しい話ですが、余裕のある様子ばかりが見えるよりも、こうして心の奥底が見える姿や、泥臭く、理屈じゃなくとにかく伝えたい気持ちがあるっていう姿の方が、刺さるものがあって素敵だなと思います。


次回は第5話です。

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