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人事の人見第1話感想_怒りの第1感情を、伝えられていますか?

こんな方に読んでほしい!


◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎人事・総務機能を強化したい



こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

4月スタートの新ドラマ、「人事の人見」。ご覧になっているでしょうか?

Travis Japanの松田さんが主演で、フジテレビ系にて火曜日21時に放送されています。

最近はTVerでも見られるので、リアルタイムでテレビの前に待機していたりとか、録画予約しなくても良いので助かりますね。

今回は第1話の感想と思ったことを書き綴っていきます。


公式HPあらすじ

大手文具メーカー「日の出鉛筆」は、体育会系気質が色濃く残る社風だった。人事部オフィスでは、労務担当の真野直己(前田敦子)が、会社の現状を憂い、正しい労働環境に変えようと奮闘している。部長の平田美和(鈴木保奈美)は、正義感が強く誰に対しても正論を言い過ぎる真野の言動にハラハラしていた。そんな人事部は、カラオケ好きの小笠原社長(小野武彦)の発案で始まった社内カラオケ大会の準備に追われていた。一方、常務取締役・里井嘉久(小日向文世)が海外から抜擢した人事部のスペシャリストが中途入社でやってくるという噂が広まる。そんな中、退職代行のスタッフが、入社2年目の優秀な新人・瀬沼(田中洸希)の退職届を持ってやって来て、人事部は大騒ぎに。するとそこに、噂の中途入社のエキスパート・人見廉(松田元太)が現れる。しかし彼は、実は会社勤めの経験がなく、社会常識もないとにかく素直でピュア過ぎる男で・・・。

TVerリンク




感想

海外のバックパッカーで、会社勤めの経験のない主人公。破天荒なキャラクターで、様々な課題を抱える会社(と、その人事部)に嵐を起こすというような趣旨のドラマです。

初回は、退職代行を使って退職を考える2年目社員と、その原因とされる同じ部署の上司のすれ違いが描かれています。


ハラスメントの6類型の中に、「過小な要求」と「人間関係からの切り離し」があります。

ハラスメント被害者(とされる)の若手社員は、それを受けていたので退職を考えるに至った、と言いますが、上司の側は「若手社員とどう付き合っていけばいいかわからない」という悩み故、「簡単な仕事だけを頼んだり」、「部の飲み会に誘わなかったり」していたようです。


現実にもよくあるすれ違いかなと思いました。

若手社員は、放っておかれていると感じ、上司は、何でもかんでもハラスメントと言われる、とやりづらさを感じている。

それぞれ、

・退職代行を使って辞める→ハラスメントを告発する

・ハラスメントが事実なら処分を受けさせる→それなら自分も辞める

というところまで行きかけるのですが、こうした行動に出る第一感情にお互い気づけているかどうかが重要ではないかと思います。


怒りに任せた言動の裏には、それを生じさせるに至った第一感情というものがあります。

例えば、悲しみ、不安、驚き、嫌悪、恐怖。

第1話の2人には、若手社員には「寂しさ」が、上司には「不安」があったのではないでしょうか。


そのような第一感情を自分自身で認知して、それぞれ「私はこう思っている」と言える場を持つことができていれば、お互いをリスペクトし合い、心の通ったコミュニケーションが取れると思います。(Iメッセージであることがとても重要。)

そうすれば、ここまで大きな爆発まで至らなかったでしょう。


結果、社内カラオケ大会で気持ちをぶつけ合う(ラップバトル)ことで、お互いの本音を知るに至り、若手社員は退職を思いとどまり、上司は若手と正面から向き合い、仕事に巻き込んでいくことができるようになりました。



皆さんは、会社のメンバーがどういう価値観を持っている人なのか、どういうバックボーンを持っている人なのかご存知でしょうか?

上司→部下のベクトルでも、部下→上司のベクトルでも、世代や性別で安易に括ることなく、”深い自己紹介”を通して、正面から向き合える職場づくりにぜひ取り組んでもらいたいと思います。



溜めていたので、次回第2話の感想もまとめていきます。

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