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人事の人見第9話感想_あなたの会社は、助け合える風土ですか?

こんな方に読んでほしい!


◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎人事・総務機能を強化したい

◎従業員の仕事ぶりを見ていると、連携というよりも個人主義な印象がある



こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

今回は、4月スタートの新ドラマ、「人事の人見」の第9話の感想と思ったことを書き綴っていきます。


公式HPあらすじ

『日の出鉛筆』で、早期退職希望者の募集が始まり、人事部長の平田(鈴木保奈美)は、人見(松田元太)や真野(前田敦子)ら部員たちに、対象社員全員の面談を行うよう指示する。 人見が担当することになったのは、EC事業課の50代後半の社員・持田信雄(阿南健治)。持田は、鉛筆を削るのがやたら上手い、という特技を社長の小笠原(小野武彦)に気に入られて入社した男だが、その後は何の実績も残せず、部署を転々としていた。つまり、会社的に「退職させたい社員」のひとり。人見は、平田から渡された資料に従い、“あくまでも対象者の希望による”という体裁を取りつつ、持田に早期退職を促そうとするも、持田は「今辞めるわけにはいかないんです!」とまったく聞き入れない。 真野は、人に優しく困ってる人を放っておけないタイプの人見には、持田に退職を促すことはできないと言い、自分が代わると平田に進言する。だが平田は、人見に持田の面談を担当させるよう指示したのは常務の里井(小日向文世)だと明かす。 そんな折、真野のもとに学生時代の元彼・進藤祐希(黒羽麻璃央)から突然連絡が入り、会うことに。進藤は、学生時代に会社を立ち上げており、今後は海外への教育支援で政府の予算も付くことになり、本格的に事業を広げていくところだった。そんな進藤は、「直己にも手伝ってほしい」と自分の会社に真野を誘う。突然のことに真野の気持ちは揺れて・・・。



感想

・今回のテーマは、早期退職希望制度です。

「労働者が定年退職を待たずに、企業からの勧奨を受けて、自らの意思で退職することを意味する語。早期退職においては、退職金の割り増しなど、労働者にとって有利な条件が提示されるのが一般的である。企業などの人員整理の一環として行われ、業績悪化に伴って臨時的に行われることもある。」実用日本語表現辞典より

劇中でも言われていた通り、希望という体ではあるものの、実質的な退職勧奨とも言えます。

人見君はここまで持ち前のエネルギーで様々な課題に立ち向かってきましたが、最難関の課題と言えそうです。


優しさであったり、一人ひとりに向き合うことが彼の武器であったわけですが、そこと早期退職を提案紹介することは真反対の価値観です。

人に寄り添える仕事でありつつも、共感しすぎると辛くなる。そんな人事の難しさを感じさせられました。


・発想の転換の姿勢を持ち続ける

「持田さんは早期退職を希望しない」VS「会社は辞めてもらいたい」に折り合いを付けるべく、人見君は持田さんの特技である「鉛筆を削るのがうまい」を活かせるよう、ライブコマースの実施を提案します。

結果、配信は失敗したわけですが、このように「何かで活かせないか」とか「この人のこの持ち味は、こういう所で活きるのではないか」というように、ポジティブにとらえ続ける姿勢は大変素晴らしいと思います。

海外で色々な経験をしてきたことが、こうした場面での発想力に繋がっているのだとも思います。一所にい続けず、違う場所でチャレンジし続けることを忘れないようにしたいものです。


・うまくいかなかったときに、周りは助けてくれますか?

人見君のアイデアで、初めて解決しなかったのが第9話でした。

万能主人公ではないという作品のスタンスが見えたわけですが、そんな中人事部メンバーは、人見君・持田さんがより良い形にまとまるようサポートを惜しみません。

人事部メンバーの諸課題にも全力で向き合って来たからこそ、困っているときに助けてもらえたのではないでしょうか?

ご覧いただいている皆様の職場ではいかがですか?

助け合いの精神がある職場であれば、離職率も下がっていくでしょう。

ぜひ、我関せずの職場風土からの脱却を図っていきましょう。



次回は第10話です。

 
 
 

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