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これがしたい、を聞かれても迷ってしまう人には、これはしたくないを聞こう

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎社員から前向きさを感じられない


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。


経営者の皆さまとお話ししていると、こんな悩みをよく聞きます。

「若手に将来の話をさせたいけれど、何を聞けばいいか分からない」

「“やりたいことは?”と聞いても、黙ってしまう社員が多い」


皆さんは、部下や社員に「将来、何がしたい?」「どんなキャリアを描いている?」と聞いたことはありませんか。

前向きな質問のつもりでも、相手が言葉に詰まってしまう場面は意外と多いものです。


夢や希望を語れることは、確かに素晴らしいことです。

しかし、誰しもが明確な夢を持っているわけではありません。

仕事においてはそれなりでいいや、という人もいますし、しゃかりきに頑張ろうという人ばかりでもありません。


むしろ、「夢を語らなければいけない」「やりたいことを言わなければ評価されない」と感じることで、苦しくなってしまう人もいます。

特に今の若い世代は、「失敗したくない」「間違ったことを言いたくない」という気持ちが強い傾向があります。

そんな中で「何がしたい?」と聞かれると、「正解を言わなければいけない」と思ってしまい、頭が真っ白になってしまうのです。


そこでおすすめしたいのが、「したいこと」を聞くのではなく、「したくないこと」を聞くという考え方です。


たとえば、

「将来どうなりたい?」ではなく、

「将来、こうはなりたくないという状態はある?」

と聞いてみてください。


不思議なことに、「したくないこと」は、多くの人が意外とスラスラ話せます。

「残業ばかりの生活はしたくない」

「上司に怒鳴られる職場は嫌だ」

「家族との時間が取れないのは避けたい」

「家に帰っても家族とケンカしてばかり」

「自分の時間が全く取れない」


これらはすべて、その人の価値観を表しています。


「したくないこと」や「なりたくない状態」は、いわば人生の“地雷マップ”です。

それが何かに気づくだけでも、方向性は自然と定まってきます。


そして重要なのは、したくない状態の反対側を考えることです。

残業ばかりが嫌なら、「効率よく働ける職場」

怒鳴られるのが嫌なら、「安心して意見を言える環境」

家族との時間を大切にしたいなら、「仕事と生活のバランスが取れた働き方」


この反対側こそが、その人にとって心地よい状態です。

無理に大きな夢を描かなくても、自分に合った働き方や役割は見えてきます。


経営者の皆さまにとっても、これは大きなヒントになります。

社員一人ひとりの「したくない」を知ることで、離職のリスクを減らし、安心して働ける職場づくりにつなげることができるからです。


活気ある職場は、「夢を語れる人」だけで作られるものではありません。

「ここなら、少なくとも嫌な思いをしなくて済む」

そう感じられる環境こそが、社員の定着と成長を支えます。


次に社員と面談をするとき、ぜひこう聞いてみてください。


「これだけは避けたい働き方って、ある?」


その一言が、職場を変えるきっかけになるかもしれません。

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