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社員の定着には“表彰”を使え!

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎離職率を下げたい


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

今日は「社員の定着には“表彰”を使え!」というテーマでお話しします。

皆様の会社には就業規則がありますか?表彰の規定はあるけど、特に何かしたことはないという方に、ぜひ見ていただきたいと思います。


就業規則に“表彰”の制度がある会社は多い


就業規則というのは、会社が従業員と働く上でのルールをまとめたものです。多くの企業で、表彰制度が就業規則に規定されています。これは、会社として社員に対して表彰制度があることを明文化しておくことで、会社と社員の共通理解が生まれるからです。実際、就業規則に表彰について書かれている例は多く見られます。


“相対的必要記載事項”としての表彰


ここで、少し用語の説明をします。就業規則に記載しなければならない事項には、大きく分けて「絶対的必要記載事項」と「相対的必要記載事項」があります。

  • 絶対的必要記載事項:会社が従業員と共通の理解を持つべき、基本的な労働条件(始業・終業の時刻、休暇、賃金など)で、必ず記載しなければならない項目。

  • 相対的必要記載事項:会社がある制度を設ける場合に、その内容を就業規則に記載しておくことが求められる項目。例えば、退職金制度、表彰や懲戒の制度などがこれに当たります。

つまり、表彰制度そのものは法律で書かなければならない“絶対的義務”ではありませんが、制度を設けているのであれば就業規則に記載する必要がある――という位置づけ(相対的必要記載事項)なのです。


表彰と懲戒はセットで語られがち


よく就業規則の話題で出てくるのが「表彰と懲戒」です。表彰は“よい行いを讃える仕組み”、一方で懲戒は“ルール違反や不適切な行動に対して罰を与える仕組み”です。

就業規則を作る際、多くの会社ではこの表彰と懲戒の両方を規定します。なぜなら、


・善い行いに対しては讃えるルールがある

・悪い行いにはペナルティがある


というバランスを明確にし、会社と社員の双方が「どういう評価基準で動くのか」を共通理解できるようにするためです。

ただし、現場の相談として圧倒的に多いのは「懲戒」についてです。懲戒の対象や手続きは慎重に考えなければならず、誤解やトラブルになりやすい分野だからです。しかし、表彰についても、“書いてあるだけ”で済ませるのではなく、しっかり運用してこそ意味があります。


表彰は社員の「見てくれている感」を醸成する


さて、なぜ表彰が社員の定着に役立つのでしょうか?そのカギは、社員に対して「ちゃんと見ている」という感覚を伝える力にあります。

日々の業務の中で、「こんな成果を出しているのに誰も気づいてくれない」「会社は数字だけ見ている」

と感じる社員は少なくありません。こうした感覚が蓄積すると、「自分は評価されていない」「別の会社で評価されたい」という気持ちにつながり、離職の理由になってしまうこともあります。

逆に、どんな形でもいいので表彰を行うことで、社員はこう感じるようになります。

・会社は自分の頑張りを見てくれている

・がんばったことに“ありがとう”がある

・ここで働く価値を感じられる

この“見てくれている感”こそが、社員の安心感と定着につながるのです。


表彰はやらないよりやったほうが良い


表彰制度が就業規則にあるからといって、運用しない会社もあります。ただし、規定しているだけで何も実際に運用しないと、「書いてあるけど形だけだな」という印象を与えてしまいます。

だからこそ、どんな小さな形でも良いので、定期的に表彰を行ってみてください。

例としては:

  • 月次で優秀な働きぶりを見せた社員の表彰

  • 永年勤続者の表彰

  • 特にチームに貢献した社員への感謝状

  • お客様から高評価を得た行動に対する表彰

  • 当たり前と思われがちなことに関する感謝

たとえ賞状だけ、ちょっとした言葉と握手だけでも、社員は自分が見られていると感じます。


表彰は社員との信頼関係づくり


表彰には人を動かす力があります。それは、単なる報酬や評価だけではなく、感謝と承認の感覚です。

承認とは、「あなたの行動は、価値あるものだ」と伝えることです。人は誰でも認められたい存在です。それを言葉や行動で表すことで、社員一人ひとりが「ここで働き続けたい」と思えるようになります。

例えば、社長自身が表彰式でひとこと感謝を伝える――それだけでも、社員の心には強く残ります。


まとめ:表彰は定着施策そのもの


表彰は、就業規則に規定されているだけの項目ではありません。実際に運用し、社員一人ひとりの頑張りを“見える形”で伝えることが重要です。表彰する側の心遣いは、やがて社員の信頼・安心感になり、定着という成果につながります。

「社員の定着には“表彰”を使え!」これは単なる制度以上の、職場づくりのヒントです。ぜひ、今日からできる表彰の実践を始めてみてください。

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