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人事の人見第8話感想_子育てが罰にならない会社づくり

こんな方に読んでほしい!


◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎人事・総務機能を強化したい

◎育児と就労の両立支援に困っている



こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

今回は、4月スタートの新ドラマ、「人事の人見」の第8話の感想と思ったことを書き綴っていきます。


公式HPあらすじ

人見(松田元太)の上司である平田(鈴木保奈美)は、『日の出鉛筆』初の女性部長だった。だが、社長の小笠原(小野武彦)や役員に何も言えず、部下に対しても強く出られず、部長である意義を見失いつつあった。 そんな折、常務の里井(小日向文世)は、人事部が草案をまとめた「日の出鉛筆子育て支援策」に関して、社長以外の取締役たちの賛同を取り付けたことを報告。平田は、この取り組みをアピールするために、かつての先輩・篠原裕美子(久世星佳)がライターをしている有力雑誌に取材をしてもらおうと提案する。 一方、調達部の川戸舞(大塚千弘)は、「マミートラック」について平田に相談を持ちかける。「マミートラック」とは、女性社員が産休や育休明けに仕事内容の変更などを命じられ、キャリア形成に支障が生じること。川戸の場合は上司に訴え、改善してもらったのだが、どうしても同僚にフォローしてもらう機会が増えてしまい悩んでいた。平田はそんな川戸に、社内託児サービスの設置など、子育て支援が始まることを告げる。 ところが社長の小笠原は、子育て支援が自分の知らないところで進んでいたことに腹を立て、これを却下。明日は雑誌の取材日、それに合わせて社内託児サービスもプレオープンすることになっていた。平田が頭を抱える中、社員にとって子育て支援策は必須と考える真野は社長にバレないように取材と託児サービスを両方行い、既成事実を作ってしまおうと大胆な提案をする。翌日、人事部一同連携を取って、作戦を決行するも、出張しているはずの小笠原社長が突然やってきて・・・!?はたして人事部を率いる平田はこの困難を乗り切ることができるのか・・・?



感想

・今回のテーマは、中間管理職と両立支援です。

まずは両立支援から。

マミートラックという単語は、恥ずかしながら初めて知りました。

今ほど育児休業が一般的でなく、また充実していなかったころは、単語がなくともそれが当たり前になっていた時代だったのだろうと思います。寿退社という言葉もあるくらいです。

近年では育児休業取得率の公表等もあり(前向きな取り組み要因ではないけど)、男性も含め育児休業への考え方は浸透してきたのではないでしょうか。


一方で、復帰後のキャリアをつなぐことはまだまだ不十分と言えそうです。

仕事にも重きを置きたいのか、子供との時間をまずは整えたいのか、画一的なシステムで対応するのではなく、個人個人に沿った対応が良いのではないかと感じました。


・続いて中間管理職の苦悩です。

自分としてはこう、部下はああ言っていて、上司はそう言っている。すべてがちぐはぐだと、調整に難航するのは今回を見ていてもよく分かります。

管理職として評価されるのは部下の育成度合いであったりもするでしょうから、なおさら上の顔をうかがうことになってしまいます。


管理って、何を管理しているのって思うことがあります。外来語のマネジメントもそうです。何をマネジメントすることなのか、ふわっとしていると感じる方も多いのではないでしょうか。

平田部長の姿を見ていると、”やりくりする”という感じがしっくりくる気がします。


・決まる前にあれこれ進めるのは…

採用して内定まで行ったけど断られるとか、来日公演が決まっているのに来日しないとか。

その日になってみて初めて分かる・言えるということは、この社会にたくさんあるなと感じます。

取材の申し込みを受けるにあたって、社長の決裁前に取材を受けてしまったのは勇み足でしたね。(番組の展開上でしょうが)

やっぱり、周りの雰囲気的にたとえ99%Aという答えになろうとも、最終決裁者がBと言えばBなんですよね。地固めしながら進めるのが大切だと思います。


・自分から気づかないと変わらない

社長は、育児と仕事の両立の重要性を、社内のラグビーレクレーションによって(平田部長によって)気づかされることとなりました。

社内の様々な育児支援制度を認めることとなり、かつその件で改めて取材を受け終えて、「言わされたんだ」と自嘲気味に言っていましたが、反対から賛成に変わったのは、レクレーションを通じて自分で気づいたことが大きいのではないかと思います。


人から「あれやれ、これやれ」では、中々やりたくないものです。また、「これいいよ」っておすすめされることも、その良さを体感しているのは相手だけで、これもまた中々やらないもの。(おすすめされたこと、サッとできる人尊敬します。)

ですので、結局のところ自分で気づいて、自分の心で決断し進めないと、変われないなということを改めて感じました。自分で決めたことなら、責任も自分にありますから。

そのためにも、自分の立場が考え方がどういう位置にいるのか、客観的に持つことができるような内省の時間が大切なのだと思います。


次回は第9話です。

 
 
 

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