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働きやすい職場です、を言葉で表すために_定性編

23 時間前
読了時間: 3分

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎定着率が悪い


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

前回は「働きやすい職場です」を数字で表現する「定量編」でした。

今回は、その反対。

数字では表しにくい「人間関係」「相談しやすさ」「社風」などを、求人でどう伝えるかを考えてみます。

「アットホームな職場です」「風通しの良い会社です」「社員同士の仲が良いです」

求人では、こうした言葉をよく見かけます。

しかし、求職者からすると、

「具体的には、どういうこと?」「ブラック企業お決まりフレーズだ」

となってしまいます。

そこで大切なのが、「抽象的な言葉」を「具体的なエピソード」に変えることです。




★「相談しやすい」を具体的にする

例えば、

「相談しやすい職場です」

だけでは、なかなかイメージできません。

これを、

「分からないことがあれば、まず隣の先輩に聞くのが当たり前。入社後3か月は、週1回の面談で困っていることを確認しています」

とすれば、職場の様子が見えてきます。

「相談してください」と会社が言っているだけなのか。

それとも、相談しやすくする仕組みがあるのか。

ここには大きな違いがあります。


★「社員同士の仲が良い」を具体的にする

「社員同士の仲が良い」という表現も、少し注意が必要です。

人によっては、

「休日はプライベートの時間だから、仕事のことは考えたくないけど、休日も社員同士で遊ぶのかな……」

と感じるかもしれません。

そこで、

「仕事中はそれぞれ集中していますが、忙しい人がいれば自然に声を掛け合う文化があります」

「部署が違っても、困ったときにはお互いに相談することができます」

など、「どんな場面で、どんな行動が起きているのか」を書いてみましょう。

これなら、会社が大切にしている人間関係が伝わります。


★「社風」は、社長の言葉だけにしない

「自由な社風です」「挑戦を応援する会社です」

これも便利な言葉ですが、やはり抽象的です。

例えば、

「新しい仕事の進め方を思いついた社員は、役職に関係なく社長に提案できます。実際に、社員からの提案で○○という仕組みを導入しました」

と書けば、「挑戦を応援する」という言葉に説得力が生まれます。


★求人は「会社の自慢大会」ではない

ここで大切なのは、良いことばかりを書くことではありません。

むしろ、

「当社は、社員数が少ないため、幅広い仕事を担当してもらいます」

「昔ながらのやり方が残っている部分もありますが、現在、少しずつ改善しています」

というように、会社の「リアル」を伝えることも大切です。

求職者が知りたいのは、完璧な会社ではありません。

「自分がこの会社で働いたら、どんな毎日になるのか」

です。


「働きやすい」は、会社の中にある

「働きやすい会社です」と書くこと自体は簡単です。

しかし、本当に伝えたいのであれば、

「誰に相談するのか」「困ったとき、誰が助けてくれるのか」「失敗したとき、どんな対応をするのか」「社員の意見が、実際に会社を変えたことがあるか」「普段、社員同士はどんな声を掛け合っているのか」

を考えてみてください。

そこに、その会社ならではの「働きやすさ」があります。


求人票は、単なる条件表ではありません。

「この会社で働くと、こんな毎日になりますよ」

と未来の社員に伝えるためのものです。

だからこそ、「働きやすいです」という一言で終わらせず、具体的なエピソードで会社の雰囲気を伝えてみてはいかがでしょうか。

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