心の底から大丈夫か聞きたいときに、大丈夫?と聞く以外の方法
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こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数51名以上
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
◎地方で経営していくことに不安がある
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
職場で元気がない社員を見ると、
「大丈夫?」
と声をかけることはありませんか。
もちろん、その一言には相手を思いやる気持ちが込めていると思います。
しかし、日本人はとても気を遣う文化があります。
本当は大丈夫ではなくても、
「大丈夫です。」
と答えてしまう人が少なくありません。
「心配をかけたくない。」「仕事を止めたくない。」「弱い人だと思われたくない。」
そんな気持ちから、本音を飲み込んでしまうのです。
相手を気遣いたい気持ちを載せて乗せて、かつ相手も遠慮なく答えることができる質問があればいいですよね。

なぜ「大丈夫?」では本音が出にくいのか
「大丈夫?」という質問は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。
しかも、日本では「大丈夫です」と答えることが、相手への配慮になってしまう場面もあります。
つまり、「大丈夫?」は、相手に"大丈夫と言わせてしまう質問"になりやすいのです。
それなら、相手が自分の状態を話しやすくなる質問に変えてみてはいかがでしょうか。
①「最近、仕事の調子はどう?」
一番自然で答えやすい聞き方です。
「忙しいです。」「少し疲れています。」「順調です。」
など、相手が自分で言葉を選べます。
しかし、相手がこの質問の意図を汲んで、順調ですと答えられる場合もあると思います。
②「何か私にできることはある?」
この一言には、
「あなたを助けたい」
という気持ちが伝わります。
困っている人ほど、「助けてください」とは言いにくいものです。
だからこそ、こちらから手を差し伸べる姿勢・私はあなたを助ける用意がある、ということをきちんと伝えておくことが大切です。
③「最近、一番大変なことって何?」
漠然と聞くよりも、少し具体的に聞く方法です。
すると、
「実は人間関係が…」「仕事量が増えていて…」
など、悩みの入り口が見えてきます。
問題そのものよりも、「話せる空気」を作ることが目的です。
④「今日の自分を100点満点でいうと何点くらい?」
これは少し変わった聞き方ですが、とても効果があります。
例えば、
「今日は60点です。」
と言われたら、
「どうしたら80点くらいになりそう?」
と自然に会話が続きます。
点数で表すことで、言葉にしにくい気持ちも表現しやすくなります。
⑤「あなたのことが気になって声をかけたんだけど、最近どう?」
「大丈夫?」ではなく、「あなたのことが気になっている。」
という、自分の気持ちを先に伝えます。
すると相手は、
「そんなに見ていてくれたんだ。」
と感じます。
心配されていることではなく、"気にかけてもらえていること"が伝わるため、本音を話しやすくなるのです。
大切なのは「質問」より「姿勢」
実は、どんな言葉を使うか以上に大切なのがあります。
それは、
「答えを急がないこと」
です。
「大丈夫です。」
と言われても、
「そうか、何かあったらいつでも話してね。」
と伝えるだけで十分なこともあります。
無理に聞き出そうとすると、かえって心を閉ざしてしまうこともあります。
(本当に大丈夫=心配いらないケースもあるため)
話す準備ができたときに、「この人なら聞いてくれる」と思ってもらえる関係づくりが何より重要です。
まとめ
「大丈夫?」
という言葉は、決して悪い言葉ではありません。
ただ、本当に相手を心配しているのであれば、少し聞き方を工夫してみるだけで、会話は大きく変わります。
例えば、
「最近、仕事の調子はどう?」
「何か私にできることはある?」
「最近、一番大変なことって何?」
「今日の自分を100点満点でいうと何点?」
「あなたのことが気になって声をかけたんだけど、最近どう?」
こうした言葉には、「あなたを大切に思っています」というメッセージが込められています。
人は、質問によって心を開くのではありません。
「この人は本気で自分を気にかけてくれている。」
そう感じたときに、初めて本音を話し始めます。
職場の心理的安全性は、特別な制度ではなく、そんな一つひとつの声かけから育っていくのではないでしょうか。
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