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角野家の事業承継第1回の感想_第三者を介して、思いを話し合うということ

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数51名以上

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様

◎地方で経営していくことに不安がある


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。


先日、経済産業省のYouTubeで公開されている「角野家の事業承継」をテーマにしたドラマを視聴しました。

第1回の舞台は、静岡県の老舗ハンバーグ店。創業47年、地域に愛され続けてきたお店です。



元々はBS日テレで放映されたものが、ウェブで公開された格好です。

実際の事例をモデルにしており、「事業承継って結局何を考えればいいの?」という部分が、とても分かりやすく描かれていました。


特に印象的だったのは、店主のこんな思いです。


  • 「娘には苦労させたくない」

  • 「女性には重い仕事は無理だ」

  • 「自分の代で終わりでも仕方ない」


これは、地方企業の経営者の皆様にも非常によくある考え方ではないでしょうか。


しかし、娘さんは違いました。


  • 「常連さんの笑顔が好き」

  • 「この店を残したい」

  • 「家族と一緒に働きたい」


つまり、後継者候補は“いない”のではなく、“気持ちを聞けていない”だけだったのです。


事業承継というと、多くの方は「株式」「税金」「相続」をイメージします。

もちろん大切ですが、実際にはその前段階として、


・誰が会社を残したいと思っているのか

・何を守りたいのか

・地域やお客様にどう存在しているのか


ここを整理することが、最初の一歩なのだと感じました。



動画の中では、事業承継・引継ぎ支援センターの担当者が間に入り、親子の話し合いをサポートしていました。

ここも重要なポイントです。

家族同士だからこそ、本音を言えない。

近すぎるからこそ、感情が先に出てしまう。


これは現実でも同じです。


  • 「まだ早い」

  • 「今は忙しい」

  • 「元気だから大丈夫」

  • 「直接話すとケンカになる」


そう思っているうちに、後継者育成の時間はどんどん減っていきます。


番組でも、「事業承継には3年以上かかることが多い」と説明されていました。

実際には、5年、10年かけて準備する会社も少なくありません。


では、何から始めればよいのでしょうか。


私は、まず次の3つから始めることをおすすめします。


① “会社を残したい理由”を書き出す

利益だけでなく、

「地域の雇用を守りたい」

「お客様との関係を続けたい」

という思いを整理します。


② 家族・幹部と雑談レベルで話す

正式な後継者会議ではなくても構いません。

「将来どう思ってる?」という会話から始めることが大切です。


③ 外部に相談する

金融機関、士業、支援センターなど、第三者が入ることで話が進むケースは非常に多いです。

有料だけでなく、初めは相談無料というところも多く存在しています。


特に地方企業は、「社長の想い」が会社そのものになっていることが多くあります。なぜなら、創業者だからです。

だからこそ、承継とは単なる引き継ぎではなく、“想いのバトンタッチ”なのだと思います。


今回の動画では、モデルとなったお店のお孫さんは、「この店で働きたい」と話していました。(500年続くように、とまで話していました!)

技術や味だけではなく、「家族の姿勢」や「お客様への向き合い方」が次世代に受け継がれていたのです。


事業承継は、まだ先の話ではありません。

むしろ、“元気な今”だからこそ始められる経営課題です。

「うちは後継者がいないから…」と思っていらっしゃる経営者の皆様、ご家族と一緒に見てみてはいかがでしょうか?

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